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水槽レイアウトのコツ 遠近法について

time 2015/05/16

水槽レイアウトのコツ 遠近法について

水槽レイアウトのコツ 遠近法について

こんにちは、管理人のゆーじです。

アクアリウムへより興味を持ってもらうために、ビギナーのみなさまに色々な情報をお届けしたいと日々思っているのですが、いつも気持ちばかりが空回りしてる管理人です。

今回は水槽のレイアウトの時に考えるポイントとして、遠近法についてお話したいと思います。

そんなの常識とお考えのアクアリストの方は多いと思いますが、まあ、初心者の方でも参考になるように、あと管理人自身の復習も兼ねておつきあいください。

水槽という限られたスペースの中で、いかに奥行きを出していくか・・・というのが遠近法を利用する目的なんですが、これはジオラマ的な風景を創造していく時によく使われる手法になります。

もちろん、水槽のレイアウトとしてはそれほど遠近法を使わずにダイナミックにレイアウトする方法もありますが、今回は奥行きを意識したレイアウトを考えてみましょう。

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高さによる遠近法

水槽の底は平べったいので同じ高さのものをそのまま並べると奥が隠れてしまって見えませんよね。

なので石組みでも流木でも、水草でも奥にいくほど背を高くするんですね。

具体的には、雛人形の雛壇のようにするんです。卒業の時に撮影する集合写真のようにです。

takasa

水草レイアウトでは、ソイルなどを敷いて後ろを厚くすることが推奨されているのはこの為です。

ただ普通に奥を厚く敷いただけだと、日数が経過すれば平べったくなってしまうことが多いので、実際には石を使ってソイルをせき止めたりと色んな工夫をされている方が多いです。

 

大小の差で作る遠近法

同じ大きさであれば離れるほどに小さく見えます。これは普段から私達が常識としていることですよね。

その常識だと脳が認識している錯覚をレイアウトに利用します。

具体的には、例えば石を使うレイアウトなら、手前に大きな石を置いて、奥に行くほど大きさを小さくしていきます。

これは流木でも同じで、手前に大きなものを置きます。そこから奥にいくほど枝ぶりを小さいものにしていくのです。

水草でも同じです。葉の大きなものを手前に配置して、葉の小さなものを奥に置けば、それだけで対比の遠近感がでてきます。

この大小の差で作る遠近法をすっきりとさせるためには、鑑賞する側の水槽を見る目線を意識しなくてはいけません。

 

視線の流れを作る

友人に自分の水槽をはじめて見せる時に、友人はどういう風に水槽を眺めるだろうか・・・まずどこから見るのか?

こんな風に考えて見ましょう。

まずは目に飛び込んでくる大きなものから見ますよね?

ここが水槽レイアウトを眺める始点になります。

実は水槽レイアウトの基本は、この始点を何にするかである程度の方向性は決まってくると思います。

レイアウトが上手な人はこのテクニックを必ず使っています。

 

色彩による遠近法

大気の影響で遠くの方ほど青味がかっているという空気遠近法の一部を色彩遠近法と言います。

これは色だけで単純に考えれば、目立つ色を手前に配置して薄い色を奥に配置するということです。

手前がハッキリと見えて、奥がぼやけるイメージですね。

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この図を見た印象はどうですか?

まるで水草水槽を抽象化した色合いですよね?

上に行くほど遠くに見えませんか?

実は水草水槽の色彩ってそれだけで遠近法だったりします。

色のはっきりした濃い色の水草を手前に配置して、奥に行くほど色の薄い水草を植えればこの色彩遠近法に近くなります。

ですが、水草の大部分は緑色が主体なので、この色合いだけではなく、葉の大きさや雰囲気、見た目の強さや弱さも加味して構成されていくことになります。

紅葉で色づく山並みのイメージをご覧下さい。

kouyou

 

キレイな色合いですよね。この紅葉のように同じような赤い色彩でもそれぞれ違う色がモザイクのように折り重なることによって奥行き感がでています。

実際に水槽の中でレイアウトしていくには、赤系の水草はあまり多様せずにポイントとして使うのが良いとされます。

狭い水槽の表現の中では、あまり目立ちすぎると先ほどの視点があやふやになってくるのも理由の1つですが、全体的にグリーンで統一された水景のほうがスッキリ見えるのも事実です。

実を言えば、管理人もこの色彩による遠近法を駆使すべく、よく後景のガラス面に茶ゴケを育成しております。

え~え~、ワザとです。。。

決してメンテナンスが悪いからじゃありませんよw^^;

色彩遠近法によるボカシのテクニックです!(嘘ですゴメンナサイ

 

多重による遠近法

石組みレイアウトではよくこの手法が見られます。石と石とが重なり合っている部分が続き、凹んだ部分は影となり奥行きを演出していきます。

水草も同じで3種類の水草があれば、それぞれバラバラに植えるのではなく、種類ごとにまとめて植えます。

例えばハッキリとした色目の緑色の水草を一番手前に、次に一番暗い色を植えます。一番奥が色の明るい水草と言う風にわざと色調に差をつけます。そうすることによって、真ん中の暗い色が影となり、鑑賞者にまだ奥があるんだと思わせるのです。

 

小道による遠近法

これは最近よく見られる遠近法ですね。

水草水槽では、明るい化粧砂を使って小道を作る方法で、奥に行けば行くほど小道の幅を細くしていくいう手法です。

見ている側からすれば、だんだんと道が遠ざかっていくように見えるのです。

風景画とかにもよく使われる方法ですね。

そうそう、最近では海外の旅行者に大人気だという京都の伏見稲荷さんの千本鳥居はご存知でしょうか?

senbontorii

あの赤い鳥居がず~っと重なっていく写真は目にしたこともあるでしょう。

あの写真の構図が、これまで説明してきた遠近法のテクニックと似ています。

ポイントは、道の消失点を真ん中にしないで全体的に斜めにすることです。

これはレイアウト全体にも言える事ですよね。

さあ、水槽レイアウトの遠近法についてお話しをしてきましたが、どうでしょうか?

初心者のみなさんは、こういう話を読むとその通りにしなきゃと思うかもしれませんが、実際に自分の水槽でレイアウトする時にはすべてがこの遠近法どおりに行かないことも多いので、理論として知っておいてもらえればよいと思います。

え、管理人の水槽ですか?

その質問はあまりしないでくださいw

男には、ダメだとわかっててもやらなきゃいけない時があるんですよ。

そう、そこに水槽というロマンがある限り。。。

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