2015/05/18

水槽選びで大事なことって・・・なんでしょうか?
まずアクアリウムを始めようと思ったら、どこに置くか?
そう、設置場所を考えますよね。
ボトルアクアリウムや超小型水槽なら水を入れたままでも移動できますが、大きくなるとそう簡単には移動することができなくなってきます。
その様な意味では、水槽のサイズが重要になってきます。
では大きさ別にどのような水槽があるか見ていきましょう。
小型水槽 20×20×20
容量7リットル
20cmのキューブ型の水槽です。
実際の飼育時の重さは、底床、流木や石、照明等も含めても10kgぐらいでしょう。
このサイズで飼育を考えれば、小型魚3匹までがよいと思います。
30cm水槽 32×22×30
容量16リットル
飼育時の重さを考えるなら20kgぐらいでしょう。
この30cmと60cmの水槽が初心者向けのセットも多いサイズとなりますので、はじめて購入される場合はセットで買うとお得です。
このサイズだと小型魚10匹までがよいでしょう。
60cm水槽 60×30×36
容量58リットル
飼育時の重さは全体で60kgを想定します。
このサイズからは水槽台も用意したほうが無難です。
濾過装置も外付けフィルターの場合は、写真のように台の下に置いたりします。
水容量も50リットルくらいあるので水質も安定して、本当の意味での初心者向けサイズとなります。
スタート後の管理やメンテナンスが楽なので、設置場所が確保できるのならこのサイズからスタートしたいですね。
もちろん、CO2を添加するような本格的な水草レイアウトも楽しめます。
飼育数もカージナルテトラなら25匹くらいまでがよいでしょう。
90cm水槽 90×45×45
容量157リットル
ガラス水槽の重さだけで40kgくらいあります。
水容量も約150リットルはあるので水質も安定しますが、飼育時の重さが200kg以上になるので、床が心配です。
大人4,5人が乗っても大丈夫な床下と台を用意しないといけません。
ピアノを置くようなイメージで設置場所を選びましょう。
以上、一般的に流通している水槽サイズをご紹介しました。
お魚の飼育数に関しましては、体長1cmで水1リットルを基本
として計算するのが一般的です。
初心者の方は特に、飼育数を少なくしたほうが失敗しません。
それは、水が汚れにくいため水質が安定するからです。
本格的なアクアリウムを楽しめる60cmサイズがおすすめですが
設置場所や飼育したい生体のことなども考えて選びましょう。